📊ドキッとした瞬間
「この分析、あってますか?」
同僚からそんな質問を受けた瞬間、心臓がひときわ強く打った。
私の仕事は品質保証。
品質管理グループが分析したデータをチェックすることも仕事のひとつ。
数字の一つひとつに意味があって、見逃せば大きな影響になる。
正確に答えたい。間違えたくない。
頭の中で過去の処理手順がぐるぐる回る。
🔍気づいた“抜け”
確認しながら、ふと「あ、これは確認しておかなきゃ」と気づいた。
データには問題ない。手順書通りの分析が行われていた。
ただ分析処理にやや問題があった。
適合判定が覆ることはないけれど、確認事項が抜けていたのだ。
結局、データだけではわからない背景もたくさんある。
だから品質保証としてできるのは、まず確認をしてその後の処理を考えることだと思った。
その場で「品質管理グループに事実確認しましょうか」と提案した。
🤝頼られるということ
質問してもらえたこと自体が嬉しかった。
「この人なら聞いてもいい」と思ってもらえたからこそ、声をかけてもらえたのだと思う。
事実確認の精度を上げることは、信頼にもつながる。
頼られたとき、安心して任せてもらえる存在になれるように、
小さな確認も丁寧に積み重ねていこう。
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