——やさしい居場所がひとつ、減ってしまった日のこと
🧍♀️あの子、辞めちゃうんだ
同期の子が退職するって聞いた。
別の部署だから、毎日話してたわけじゃない。
でも、それでも。
「この人がいる」ってだけで、
なんとなく職場に安心感があったんだよね。
やさしくて、話しかけやすくて、
それでいて押しつけがましくない距離感。
そういう存在って、めちゃくちゃ貴重だった。
💭羨ましい、と思った
「辞めるんだ」って聞いたとき、
真っ先に思ったのは、寂しいって気持ち。
でもそのあと、
「ああ、いいな」って羨ましさもこっそりあった。
私も仕事、辞めたいなぁって。
言葉に出すほどでもないけど、
心のどこかでずっと抱えてる気持ちが顔を出した。
🫧行きたい気持ちが、5%減った
それくらい、
「その人がいる」って心の支えだったんだと思う。
もちろん、5%って数字は感覚だけど、
気持ちが沈んでる日にはその5%で救われることもあった。
その人がいるだけで空気が和らぐとか、
「ちょっとしゃべれる誰かがいる」ってだけで、
心の硬さがほぐれるってこと、あるんだよ。
🌱その存在に、私は救われてた
その子が退職するってだけで、
「会社に行く気力」が減るの、ちょっと笑えるけど、
でも、事実。
がんばってるつもりでも、
自分でも気づかないうちに誰かに頼ってる。
そういうの、あるんだなって思った。
その人がいることで保たれてた「やさしい世界」も、
今日で少し、変わってしまうかもしれない。
そんな日があってもいいよね。
ちょっと寂しいけど、
その気持ちもまるごと、大事にしていこうと思う。
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